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自宅での時間が増えている昨今、お気に入りのカフェにも行けないし、おうちコーヒーを初めてみようと考える方も増えていると聞きます。
仕事や勉強の合間や自宅でのくつろぎ中に、少し手間をかけてコーヒーを淹れる作業は気持ちのリフレッシュにもなりますし、おいしいコーヒーはリラックスにも導いてくれる良い時間になるかと思います。
そんな時に「せっかくならインスタントではなくコーヒー豆(粉)から淹れてみよう!」「コーヒーメーカーは高いし、まずはハンドドリップから始めよう!」と考える方も多いので無いでしょうか?
ただ、いざ始めようと意気込んでも「何を揃えたらいいの?」「おしゃれなコーヒー器具は高そう」と悩まれていませんか?
今回は、あなたのそんな悩みを僕がまるっと解決に導きます!
コーヒーの道具は本当にピンキリで、初心者の方は色々見ていると何を選定したらいいかわからなくなってしまいと思いますので、今回は、
この3つに分けてお話していこうと思います。
まずは最低限必要なものを揃えて頂き、あなたのコーヒーライフに応じてあったらいいもの、こだわりの一品にステップアップするのも良いかと思います。
新しいことを始める際は「まずは小さく始める」のが僕のモットーでもあるので「必要なもの」に注力してお伝えしていきます。
僕の理想としては「こだわりの一品」までたどり着いて頂きたい密かな願いはありますが、すぐ飽きちゃったら道具に投資した費用がもったいないので、まずは必要なものを中心にご検討ください。
また、初めてのおうちコーヒーをテーマにしていますので、コーヒー豆や器具の紹介は数を減らして厳選しています。
選択肢が多いと、それだけで悩んでしまいますからね。
前置きが長くなりましたが、いってみましょう!!
目次
初めてのおうちコーヒーで必要な道具
【コーヒー豆・コーヒー粉】
- ・マイルドカルディ
- ・キーコーヒースペシャルブレンド
- ・スターバックス TOKYOブレンド
- ・ドトールコーヒー マイルドブレンド
まずはこちらですね。
スーパーやカフェ等でも様々なコーヒー豆、コーヒー粉が売られています。
その中で苦味と酸味のバランスが取れているブレンド豆で手軽に購入できるオススメ4品を紹介します。
それぞれのお店の特色はありますが、4品とも似た傾向のブレンドなので好みで選んで頂いて大丈夫です。
自宅でコーヒー豆を保管する際は粉よりも豆のほうが長持ちしますし、粉で保管されているものより飲む直前に豆を挽いたほう確実に美味しいのですが、今回は手軽に初めれるように豆と粉どちらでも購入出来るものを選択しました。
コーヒーミルがない場合は粉で購入してくださいね。
「カルディ」「スターバックス」「ドトール」はそれぞれのお店で購入する場合には「豆のまま」か「粉に挽く」か聞かれます。ご自宅の環境に併せて選択してくださいね。
【お湯を沸かす道具】
以前に紹介した温度調整が出来るケトルを使用すると冷ます時間を省け、ドリップポットに移し替える事無く使用できるので、とても便利ですよ!!
【ドリッパー、ペーパー、サーバー】
ドリッパーは本当に種類が沢山有るので悩まれるのではないでしょうか?
ドリッパーによっては抽出の技術が必要なものもあり、それによって味の傾向が左右されますので、知識なしに購入すると「思っていた味と違う!」となってしまいますので、今回は比較的単純なメソッドで安定した味が出せるハリオのV60ドリッパーを紹介します。
こちらは一式セットのものをオススメします。
「ドリッパー」「サーバー」「ペーパー」に併せて「メジャースプーン」も付いており、コスパ抜群です。
こちらのセット1式をまずは購入して頂き、それを基準としてその他ドリッパーを検討していくのが良いかと思います。
こちらは1,000円前後で購入でき、ショッピングセンターやホームセンターでも売られている場合があります。
ぶっちゃけ、これを買えば他のドリッパーは買わなくてもいいぐらいだと思っています。
ハリオV60は初心者が安定した抽出が出来るドリッパーですが、プロのバリスタも多数使用しており、使い方がわかってくるとスッキリした味もしっかりした味もコントロール出来るオールラウンダーです。
これからコーヒーを始めるという友人たちにも、まずはコレを勧めています。
また、僕らの強い味方100均にもコーヒー器具が色々売っています。
今回はダイソーでひとしきり集めてみました。
ダイソー 総額440円(税込み)
コーヒードリッパー2〜4杯用(メジャースプーン付きがありがたい!)
コーヒーフィルター2〜4杯用 90枚入り
耐熱計量カップ(500ml) コーヒーサーバーの代用としてピッタリです!
まず安価に始めようと考える方にはこちらの選択肢も有りかと思います。
【ドリップポット】
ニトリ ドリップカップ シルバー(350ml) 1,314円(税込み)
家具以外に食器関係も充実しているニトリのドリップカップです。
容量は350mlと小さめなので、多めにドリップする際にはお湯を足さなければいけなくなります。
しかし、これはお値段以上の価値があるポットです!細口で湯量のコントロールが容易に出来て、とても使いやすいんですよ!
小ささも考え方次第でかさばらないというメリットになります。
余談ですが、僕は出先でコーヒーを淹れる際にポーレックスのミルとセットで持ち出しています。
急須、ティーポット
ドリップポットを新規に購入するのをためらう方は、お茶用の急須やティーポットがご自宅にあれば代替として使えます。
まずは細くお湯を出すことができればドリップは安定しますので、最初は家にあるこのような道具で初めて見るのもいいかもしれません。
何を隠そう、僕がコーヒーデビューしたときは急須からスタートしました。
カリタ コーヒーポット 銅 / コーヒーポット ステンレス
安い買い物では有りませんが、ネルドリップや松屋式など技量が必要なドリップの際には細く、ときは太く出す必要があります。
銅ポットは細くも太くも自由自在に出せる万能選手です。
ステンレスの細口ポットは点滴レベルの細いドリップが出来ます。僕はコレを松屋式用に改造しているので、さらに使いやすくなっています。
最初からこのような器具を買う必要はありませんが、慣れてきてもっと細く太くを調整したくなった際にはご検討ください!!
【スケール】
こちらはあったらいいものになりますが、ドリップの際にお湯の温度と量を計測出来ると再現性が出て味が安定します。
ご自宅に有るもので大丈夫ですが、無い場合は優先順位は後でいいので購入を検討してみてください。
また、コーヒー用のスケールには湯量と併せて時間も計測出来るタイプもあります。
抽出時間の長さもコーヒーの濃さや味わいに影響しますので、こちらも計測出来ると便利ですね。
ただ、携帯電話のストップウォッチ機能でも十分ですので、最初から揃えなくても良いかと思います。
【スケール】タニタ クッキングスケール
ハリオ ドリップスケール
湯量と抽出時間を同時に計測出来てとても便利です。
操作部がタッチ式でフラットになっているので、清掃しやすいのも良いですね。
温度計
タニタ 温度計
コーヒーは85℃〜90℃ぐらいの湯音でドリップすると味が安定します。
沸騰したお湯をドリップポットに写して1分程度経つと90℃近くになるのですが、計測ができればなお良いので、有ると便利なものですね。
【カップ】
お気に入りのもので!
せっかく自分で丁寧に淹れたコーヒーですからお気に入りのカップ&ソーサーやマグカップでお楽しみください。
番外編【コーヒミル】
コーヒーミルの購入は敢えてオススメしてません!
今回は豆を挽くコーヒーミルの購入を必須とせず「初めてのおうちコーヒー」で初期投資は可能な限り減らせるように解説しています。
その為に今回は粉で売られているもorお店で粉に挽いてもらえるに絞ってオススメさせて頂きました。
しかし、やはりコーヒーを淹れる際にハンドミルでゴリゴリとコーヒー豆を砕く作業は憧れるので無いでしょうか。
コーヒーミルがあるとドリップの際の選択肢が増え、おうちコーヒーが格段に進化します。
今後の参考のためにいくつか紹介させていただきますね。
コーヒーへのこだわりと愛が増したした時には是非検討してください。もちろん、最初から気合いを入れて購入する決断も悪くないですよ!!
手回しのハンドミルと電動ミル、どちらにするべきか
ミルはコーヒー豆を粉に挽く道具です。
手動式・電動式様々なミルがありますが、電動は設置場所の確保が必要、手動は量が多いと時間と手間がかかる、価格はピンキリで、ある程度の挽目の均一性を求めると高額になると条件がいくつか出てきます。
僕の手持ち中心で代表的なものを紹介します。
【ハンドミル】ポーレックス コーヒーミル2 ミニ / メーカー不明
【ハンドミル】ポーレックス コーヒーミル2ミニ
セラミック刃の精度が良く結構均一に挽けます。コンパクトなので主に出先でコーヒーを淹れる際に持って行きます。
【ハンドミル】メーカー不明
なんか昔から家にありました笑
最初はこれで豆を挽いてましたね。ゴリゴリと回してコーヒーの香りが漂うのがめっちゃいいんですが、、疲れます。2杯分とか挽こうと思うと結構なゴリゴリタイムになってしまうのが辛いところ。
【電動ミル】カリタ ナイスカットミル
我が家の現役選手。毎日使っています。業務用を小型にしたもので挽き目の精度も良くメンテナンスもしやすいですね。
こちらは製造終了モデルになっており、現在はより高性能になったネクストGに引き継がれています。
【プロペラ式電動ミル】メリタ 電動コーヒーミル
比較的安価に購入出来る電動のコーヒーミルとして検討される方も多いかと思います。
スイッチ押している間のプロペラの回転で豆を挽くわけですが、挽目のムラが出ます。
ただし、決して使えないわけでは無く、ある程度ムラを容認できればコンパクトでリーズナブルですね。このタイプをずっと使い続けているコーヒー好きの方もいらっしゃいます。
ハッキリ言いますが、これはムラが出ます。個人的にはコレにするなら、手間をかけてハンドミルで挽くか、お金をかけて挽き目がある程度均一になる電動ミルを購入するのがいいと思います。
ドリップに使う水について
水道水でオッケーです!
日本の水道水は基本的に軟水です(地域によって差はありますが)
コーヒーの抽出には軟水が適しています。
硬水は水の中にミネラルの成分が多く含まれており、この成分が抽出の際にコーヒー成分が溶け出すのを阻害してしまい、更に硬水の成分も合わさって苦味や渋みが強くなる傾向があります。
水の種類で味をコントールが出来るという話もありますが、まずは標準的な味でスタートしたほうがいいかと思います。手軽ですしね!
湧水や超軟水のミネラルウォーターでコーヒーを淹れると、水道水とは違う味に仕上がります。たまには有名な名水などで淹れてみて変化を感じるのも楽しいですね。
抽出は次回解説させていただきます!!
豆(粉)も道具も揃いましたね?
では、コーヒーを淹れていきましょう!…といきたいのですが、ここまでで記事が長くなってしまいましたので、ドリップは次の記事に分けて投稿させていただきます。
あなたのコーヒーが進化するのを楽しみしています!!
【やかん、鍋、電気ケトル等のお湯を沸かす道具】
一旦沸騰まで沸かせた後に適切な温度まで下げてドリップを行います。